年金
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年金制度改正法が成立
はじめに 年金制度の改正は、社会構造の変化に対応するために定期的に行われています。近年の改正では、少子高齢化の進展や働き方の多様化といった背景を踏まえ、多くの人がより長く働きながら、安心して年金制度を利用できる仕組みへと進化させることが目的となっています。 特に今回の改正では、パート・アルバイトなど非正規雇用の方々にも…
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養育期間標準報酬月額特例とは?育児短時間勤務で給料が下がったら出しておく!
令和4年10月から産後パパ育休といわれる男性の育児休業制度も始まりました。育児休業が柔軟に取得できるようにと様々な改正が行われていますが、以前からある「養育期間標準報酬月額特例」という制度があることはあまり知られていません。 養育期間標準報酬月額特例とは? 養育期間標準報酬月額特例とは、厚生年金保険の特例措置です。子ど…
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年金未納は損!?受給資格期間10年で年金がもらえるようになった!
「受給資格期間」とは? 2017年8月1日からこれまで25年以上必要だった年金の「受給資格期間」が、10年に短縮されました。これによって、すでに65歳以上で年金を受給できてないかった人、約40万人が、新たに年金を受給できるようになりました。 受給資格期間とは、国民年金加入期間のうち、以下をあわせた期間です。 「保険料納…
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コロナで収入が減ったら国民年金保険料の免除申請を忘れずに!
令和2年5月1日から、新型コロナウィルス感染症の影響により国民年金保険料の納付が困難になった場合の特例免除申請が開始されています。以下の2点のいずれにも該当した場合に対象となります。 (1)令和2年2月以降に、新型コロナウィルス感染症の影響により収入が減少したこと(2)令和2年2月以降の所得等の状況からみて、当年中の所…
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社会保険適用拡大で扶養を外れるメリットは?これからのパートの働き方。
2020年3月3日に閣議決定された年金改革法案で、パート・アルバイト等の短時間労働者の健康保険・厚生年金保険への加入が更に拡大されることとなりました。2022年10月からは、従業員数101人以上の企業に勤める以下の短時間労働者は健康保険・厚生年金保険に加入することになりました。 1週間の所定労働時間が20時間以上である…
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夫の退職で妻の健康保険と年金はどうなる!?
夫婦共働き世帯も増えていますが、夫が会社勤めで妻は夫の扶養に入っているケースはまだまだ多いです。夫が退職した場合、健康保険と年金はどうなるのでしょうか。 公的年金制度の種類 公的年金制度には、以下の種類があります。 第1号被保険者 無職、自営業、フリーランス第2号被保険者 会社員、公務員等第3号被保険者 第2号被保険者…